当院のICL手術(眼内コンタクトレンズ)の特徴
ICL手術:6つの特徴
- 当院グループでは屈折矯正手術を(LASIK含め)累計10,000件以上実施しております。
- 経験豊富な医師が患者様の目の状態を検査しICLの適応を判断しています。
- 手術機器(センチュリオン)を導入し、2mm前後の切開創で低侵襲手術を行っています。
- 平日はご都合が悪い方向けに土曜日の日帰りICL手術を実施しております。
- 一般検査、術前検査はすべて経験豊富な視能訓練士が対応させていただきます。
- 乱視矯正対応の眼内レンズにも対応しております。
ICL(眼内コンタクトレンズ)
ICL(Implantable Collamer Lens:眼内コンタクトレンズ)は、小さなレンズを目に移植して、近視・遠視・乱視を矯正する治療法です。
レーシックなどの近視矯正手術では、矯正できる近視の度数に限界があり、強度の乱視や近視の矯正に不向きです。また、レーシックは角膜を削る手術法なので、元から角膜が薄い場合も、レーシック適応外となってしまいます。
また、ソフトコンタクトレンズやハードコンタクトレンズ装用で矯正することもできますが、毎日レンズを洗浄したり、着脱したりする手間がかかります。
ICLは、専用のコンタクトレンズを目の中に挿入するため、角膜が薄い方、強度近視または乱視を持っている方でも、手術が受けられる治療法です。また、治療後でも、レンズを外したり再矯正したりすることもできます。目の中にレンズを入れるため、裸眼で日常生活を送りたい方にもお勧めします。
ICL手術の特徴
角膜を削らない治療法
レーシックは角膜(黒目の表面)を削る治療法ですが、ICL手術は角膜を削らずにレンズを挿入する手術です。
強度の近視・乱視も治療可能
強度近視・乱視を持っている場合や、角膜が薄い場合、レーシック適応外の対象になってしまいます。
ICL手術では、視力矯正できる近視度数が約-3.00D~-18.00Dまでと幅広く、乱視にも対応できます。また、角膜を削らないため、角膜が薄くても手術を受けることができます。
いつでも手術前の状態へ戻せます
レーシックは角膜を削るため、手術前の状態へ戻すことができません。
ICL手術はレンズを取り出すことができるため、術後に違和感が生じた場合や、白内障などの眼科疾患を治療する必要が出た時にも対応できます。
お手入れする手間は一切かかりません
コンタクトレンズを着用している場合、レンズを洗浄液で洗浄したり、交換したりする必要があります。また、こまめな定期通院も必要なので、時間もある程度消費されます。
ICLは眼内レンズなので、コンタクトレンズのような細かいお手入れは要りません。
リスクが低い治療法
レーシックでは、手術時に角膜の知覚神経が切断されるため、術後はドライアイになりやすいです。また、暗い場所や夜間には物が見えにくくなり、夜間に運転すると、対向車のヘッドライトやテールランプが眩しく感じやすくなります。
ICL手術では、角膜を削らないので、ドライアイなどの症状も一切起きません。
コンタクトとの比較
コンタクトレンズ | ICL手術 | |
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レンズの洗浄・交換する必要 | 毎日行う必要がある | 不要 |
外れやすさ | 目の調子によっては外れやすくなる | 眼内レンズなので外れない |
通院頻度 | 三カ月に一度 | 一年に一度 |
かかる費用(両目で、15年使用した場合) | 720,000円※ | 400,000~600,000円 |
※レンズと洗浄液、コンタクトレンズケースなどの購入にかかる費用を、月額4,000円と仮定して計算した結果です
レーシックとの比較
レーシック | ICL手術 | |
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角膜を削るかどうか | 削る | 削らない |
見え方 | 角膜を削るので見え方が変わる | 視界がクリアに見える |
強度近視・乱視の治療 | -10D以上の強度近視や強度乱視の場合は適応外 | 約-3.00Dから約-18.00Dまでの近視、強度乱視でも治療可能 |
角膜が薄い場合 | 適応外 | 治療可能 |
可逆性(元に戻せるか) | 戻せない | 除去、交換可能 |
ドライアイ | なりやすい | ほとんどならない |
紫外線(UV)カット効果 | なし | あり |
安定性 | 治療から数年経過すると、少し状態が戻ることもある | 治療後、回復した状態が保たれやすい |
ICL手術の費用
ICL手術費用(片眼) ※適応検査と術後6カ月までの定期検査費用も含まれております |
乱視矯正なし 352,000円(税込) |
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注意点
- 輸送状況によっては、レンズの到着まで多少お時間かかることもあります。予めご了承ください。
- 手術は両眼とも同日に行います
- その他ご不明な点がございましたら、担当医またはスタッフまでご相談ください。